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岐阜大学 ライフサイエンスリサーチセンター
抗酸化研究部門

岐阜大学 ライフサイエンスリサーチセンター 抗酸化研究部門

ちょっと教えて犬房先生! Q&A

遺伝子検査の結果、アルコール分解酵素の活性が中程度(ADH1B遺伝子ArgHis多型が「Arg/His型」)、アセトアルデヒド分解酵素が不活性(ALDH2遺伝子Glu487Lys多型が「Lys/Lys型」)という「完全下戸タイプ」の判定だったのですが、そのような体質でもスパリブは効果(アセトアルデヒドの分解促進効果)があるのでしょうか?
他の類似サプリについて色々と調べたところでは、アセトアルデヒド分解酵素が不活性の人には殆ど効果がなく、アセトアルデヒド分解酵素が低活性か高活性(「Glu/Lys型」か「Glu/Glu型」)の人にしか効果が表れないという口コミ(体験談)が多いようです。ちなみに、私自身は飲酒によりすぐに全身が真っ赤になり、時間がたつと眠くはなりますが、特に具合が悪くなるといった症状がないため、日本酒2~3合相当程度までなら結構普通に飲めてしまいます(二日酔いになることもありません)。ただ、普通の人より肝臓への負担が大きいとのことなので、週1回1合程度以下に抑えるようにしています。こんな体質でもスパリブは肝臓への負担を少しでも軽くする効果が期待できますか?よろしくお願いいたします。 ご自分の遺伝子を詳細に測定されたのですね。通常、ALDH2遺伝子Glu487Lys多型が「Lys/Lys型」の場合は奈良漬けを一口かじると倒れてしまうぐらい、アルコールに弱い方です。あなたは非常に特殊な体質でALDH2以外に10種類ほどあるアルコールとアセトアルデヒドの代謝酵素活性が強いのではないかと思われます。基本的にはこのような遺伝子型の方にはリスクが大きいので飲酒を勧められません。しかし、日本酒2-3合程度特に具合が悪くなるといった症状がなしに飲めると言うことですので実際に即した内容をお話します。SUPLAIVには大きく分けてアルコール・アセトアルデヒドの代謝促進作用と抗酸化作用の二種類の効果があります。代謝作用は酵素活性と異なる、ミトコンドリアの毒物代謝促進効果が確認されています。つまり酵素に非依存的にはたらくのです。ですからALDH2がはたらかない方でもミトコンドリアの代謝促進は起こります。また、抗酸化活性はアセトルデヒドの体をサビさせる働きを抑えます。体をサビさせる働きが肝臓にダメージを与えるので、SUPALIVを飲んでおくとあなたの場合でも肝臓を守ることが出来ます。NHKの番組「ためしてガッテン」の緊急告知!お酒でがんのリスクが414倍!?にも書いてあるように遺伝子型で飲酒のリスクがありますから飲み過ぎないで下さいね。 参考)http://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20130410/index.html