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岐阜大学 ライフサイエンスリサーチセンター
抗酸化研究部門

岐阜大学 ライフサイエンスリサーチセンター 抗酸化研究部門

SUPALIV(スパリブ)開発について

2018.05.22

 

アルコール代謝サプリの「SUPALIV」(スパリブ)は、現在、コンビニのファミリーマートや、大型量販店のドン・キホーテの店頭においてあります。まだご存じのない方も多いと思いますので、「SUPALIV」(スパリブ)について、少しお話ししたいと思います。

 

まず「SUPALIV」(スパリブ)とは

 

[アルコール代謝を和らげる、およびアルコール誘発性疾患のリスクを減少させるための組成物]として特許を取得した(※注)ビタミン総合サプリです。

 

アルコール代謝・美容・健康促進を目的としたサプリメントとして使用するものです。

TIMA財団のマーカス・マチューシュカ・グライフェンクラウ伯爵がスパリブの基本的なレシピを開発しました。

※注

日本国特許庁 特許第5785581号取得
『アルコール代謝を和らげる、およびアルコール誘発性疾患のリスクを減少させるための組成物』
 
日本国特許庁 特許第5777821号取得 
『細胞障害作用からの防御のための組成物』

 

 

SUPALIV」(スパリブ)に関する研究開発のスタート

 

研究スタートのきっかけは、近畿大学に勤めていた時に知り合ったTIMA財団のマーカス理事長から、ある相談をされたことです。2003年のことです。

 

マーカス理事長は、マウスに大量のアルコールを投与すると、マウスのがん転移が増えていくのはなぜか、アルコール代謝のメカニズムとがん転移の関係はどのようなものなのか、という研究をしていました。マーカス理事長から、「私の研究に研究に協力してくれないか?」と、お誘いがかかったのです。

 

マーカス理事長の願いは、

 

「アルコールの代謝を促進して、アルコール摂取で起こる健康被害を抑えられるものを作りたい」

 

というもの。

 

私もがんの転移を抑えるための研究をしていたため、願ってもないこと。そうして、アルコール代謝の研究をスタートしました。

 

詳細は なぜ抗酸化研究を始めたのか?

 

 

SUPALIV」(スパリブ)の開発ポイント

 

SUPALIV(スパリブ)に配合されているものは、まったく特別なものではありません。秘密にするようなことは一切ないので、公開しましょう。

 

コエンザイムQ10

ビタミンC

L-グルタミン

L-シスチン

フマル酸

コハク酸

ビタミンB2

ナイアシン

 

この8種類の成分です。

 

みなさんが目にしたことのある名前ばかりでしょう? 

 

 この8種は、食事から摂取したり、もともと体内で合成したりする物質です。「SUPALIV」(スパリブ)の開発にあたっては、特別な薬効成分を作り出したわけではなく、ごくごく当たり前の成分を組み合わせて、最もアルコール代謝を促進する配合比率を見つけたのです。

 

「医薬品」として認可を受けるには、基本的にひとつの薬効成分でアルコール代謝を促進させる必要があるのですが、それはかなり難しい。

 

 そもそも、代謝とは、さまざまな有機物質やミネラル成分が複雑に反応し合って起きる現象で。ひとつの成分でアルコールを代謝するということは、複雑な代謝プロセスのある段階に働きかけて、代謝プロセス全体の効率を上げることと同じです。

 

健康な人の代謝プロセスを不自然に上げることと一緒ですから、当然、副作用のことも考えなくてはいけません。アルコール代謝を“何か一つの成分”だけで促進させようというのは、かなり無理のあることなのです。

 

そこで我々は、アルコール代謝のメカニズムに即して必要な成分を選び出し、その配合比率を何百、何千と試した結果、黄金比率を見つけました。

ちょうど、鰹だし(イノシン酸)、昆布だし(グルタミン酸)、干し椎茸(グアニル酸)、塩、醤油、みりんなどを組み合わせて、世の中の大勢の人が納得する、玄妙かつ美味な煮物を作るようなものと考えていただければ、イメージしやすいと思います。

 

「SUPALIV」(スパリブ)も、L-シスチンをL-システインに変えれば、医薬品として認めさせることは可能ですが、価格が上がるだけで、利用者にとっても我々にとっても、あまりメリットがありません。

 

医薬品として認可を受けてメリットがあるのは、「効果」を謳えることだけ。

 

「SUPALIV」(スパリブ)は、多くの医師や研究者の協力をあおいで実証データを集めています。

「効果」を謳えなくても、アルコール代謝を促進するというエビデンスは得られています。

 

専門家がさまざまな実証データを集めて、ここまでエビデンスを積み上げたサプリメントは、他にほとんどないのではないかと自負しています。

そのため、あえてビタミン総合サプリメントとして世に送り出したというわけです。

 

 

アルコール代謝の研究があったからこそ、つながった研究

 

アルコールのみならず、糖の代謝も促進するということがわかったのは、まさに瓢箪から駒でした。「SUPALIV」(スパリブ)の開発研究中に、ちょっと成分の配合を変えたら、“糖の代謝”も進んだのです。糖の代謝が促進されるということは、そう、「糖尿病」にも使えるのではないかと、誰もが考えますよね。もちろん、我々もそう考えました。

 

糖尿病の患者さんというのは、糖分の代謝異常を起こしています。

本来、食事などで取り込んだ糖分は、体内でグルコース(ブドウ糖)に変わり、代謝されエネルギーになるのですが、うまくエネルギーにかえられず、体内でグルコース(ブドウ糖)が余ってしまい、尿に排出されてしまいます。

 

実は、アルコール代謝のアセトアルデヒドの代謝をするサイクル(TCAサイクル)のエネルギーは、“グルコース(ブドウ糖)”なんです。

 

 

TCAサイクル図

 

 

だから、アルコール代謝のサイクルも、糖の代謝サイクルも同じ回路で、この二つはイコールなのです。

それに気が付いた時、「あ!これは当たり前だよね!」と思いました。

 

 

糖代謝の研究スタートはまずは人で!?

 

糖代謝についてのデータは、一番最初は人間で取りました。

もちろんみんな嫌がっていました…。

弟や妻に協力してもらい、砂糖水を飲んでもらい血糖値の上がり下がりのデータを記録しました。そこで血糖値が下がるデータが取れたので、エビデンスにつながりました。

 

 

 

糖代謝の研究から「TwendeeX」(トゥエンディエックス)の開発へ

アルコール代謝の研究から、糖の代謝にもすごく有効性なものができ、この先の、更にそれが抗酸物質として効果の高い「TwendeeX」(トゥエンディエックス)が生まれます。

 

 

 

詳細は ■TwendeeX(トゥエンディエックス)の開発について

 

 

 

 

 

関連動画

https://www.youtube.com/watch?v=JeZZQkindpI
https://www.youtube.com/watch?v=86x3wQqaw4o

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