抗酸化効果で荒れたお肌がスベスベになるって本当なの?!

2018.10.11

抗酸化効果で荒れたお肌がスベスベになるって本当なの?!

 

肌が荒れるとは?

 

お肌が荒れて、ガサガサになるというのは酸化ストレスが関わっていることがあります。

 

特に、顔の皮膚がガサガサするという理由は、例えば、お日さまの光に含まれる紫外線が皮膚に当たって、そこで酸化ストレス物質である「過酸化水素」が発生します。そこで皮膚の細胞に炎症が起きてしまい、皮膚の老化につながるのです。

 

皮膚の構造とは?

 

そもそも皮膚というのは、

 

1:表皮

2:真皮

3:皮下組織

 

この3つの階層でできています。

 

1:表皮の役割

 

表皮というのは、手で触れたりできる肌の0.2㎜ほどの厚さです。

 

この0.2㎜の中に、

 

角質層(かくしつそう)

顆粒層(かりゅうそう)

有棘層(ゆうきょくそう)

基底層(きていそう)

 

この4つの層があります。

 

角質層というのが最もよく耳にするのではないでしょうか?

この角質層が、外部の刺激などから皮膚を守るバリアの役目をもっています。

 

そして、最下層部の「基底層」で細胞で新しく生まれた細胞が、有棘層、顆粒層を通して角質層を入れ替えていきます。これが「ターンオーバー」で4週間ほどで生まれ変わります。

古い角質層が垢などになり剥がれ落ちていくのです。

 

2:真皮の役割

 

真皮は約2㎜ほどあり、皮膚の大部分が真皮という組織です。

 

この真皮は、肌の強さの元であり強靭な皮膚は真皮が作ります。

真皮の中には、コラーゲンがたくさんあり、その他にエラスチンやヒアルロン酸という線維芽細胞(せんいがさいぼう)と言われる細胞があります。

 

リンパや血管、汗腺もあり、肌の弾力などはここで決まります。

 

3:皮下組織の役割

 

皮下組織は、表皮と真皮を「皮下脂肪」で支えています。血管や神経があり、栄養や体温を保っています。

 

 

皮膚と酸化ストレス

皮膚の老化の大きな原因は紫外線が原因とされています。紫外線があたったところに酸化ストレスである過酸化水素が発生し、皮膚の細胞を炎症させダメージを与えることで細胞が老化するのです。

 

紫外線を防御すること、また酸化ストレスの原因である過酸化水素や次亜塩素酸が起こす炎症を防ぐことができれば、皮膚の細胞を守ることができ、皮膚がそもそも持つ保湿効果が良くなりスベスベの肌が目指せます。