2024.12.13
渡辺皮膚科・形成外科クリニック【長野県上田市】の事例:皮膚の健康と地域医療を支える取り組み
渡辺皮膚科・形成外科クリニック
副院長 渡辺朋美 先生
渡辺皮膚科・形成外科クリニックは長野県で唯一、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医と日本形成外科学会形成外科専門医が常駐するクリニックです。20年間、地域にとってなくてはならない存在として信頼され続けています。
渡辺皮膚科・形成外科クリニックでは、2022年からTwendee X(商品名:オキシカット)とTwendee Mtcontrol(商品名:ミトコントロール)を取り扱いいただき、多くの患者様にご利用いただいております。
今回は、副院長である渡辺朋美先生にお話を伺いました。渡辺先生によると、ご自身はもちろん、ご主人である院長の渡辺敏成先生や、お母様もTwendee Mtcontrolを飲んでいるそうです。クリニックの特徴に加え、医療現場での抗酸化サプリメントの活用事例について紹介します。
—貴院について教えて下さい。
渡辺先生:私たちのクリニックは、長野県上田市で20年間診療を続けています。もともと私が上田市の出身であること、そして主人が形成外科、私が皮膚科の専門医であることが、こちらで皮膚科形成外科のクリニックとして開業を決めた大きな理由です。 現在、皮膚科、形成外科でそれぞれ専門的な診療を行っていますが、両方の科の診療が必要な患者さんには、2つの科を受診していただいています。たとえば、皮膚科で診断後に手術が必要な場合は形成外科で対応したり、逆に形成外科で診察を受けた患者さんが皮膚科の診断を必要とする場合もあり、スムーズに連携しています。
美容的な治療についても形成外科で対応可能なため、皮膚の病気から美容の相談まで総合的にサポートできるクリニックとして運営しています。
開業当初は保険診療を中心にしていましたが、徐々に自由診療も取り入れるようになりました。
この地域には大学病院や総合病院が少なく、皮膚科の専門的な治療を必要とする患者さんが多くいらっしゃいます。軽い症状の方から重い症状の方まで、さまざまな皮膚疾患の治療にあたっています。
当院には、「疲れやすい」「体力が落ちた」といった訴えをお持ちの方も多く訪れます。特にご高齢の患者さんでは、体調不良が皮膚に現れるケースや、帯状疱疹を発症する方も多いです。また、皮膚の病気自体が治った後でも、「このシミやシワが気になる」「肌のくすみをどうにかしたい」といった美容的なお悩みを相談される方もいらっしゃいます。さらに、髪や爪に関する悩みを持つ方も少なくありません。たとえば、保険診療では特効薬のない女性のびまん性脱毛に悩む方もいらっしゃいます。また、心の状態が皮膚に表れる方もいらっしゃいます。患者さんに合った最善の治療を常に考えながら診療を行っています。
—貴院の治療方針について教えて下さい。
渡辺先生:正確な診断のもとに、皮膚疾患の診療ガイドラインに基づいた診療を行うことはもちろんですが、患者さんそれぞれの皮膚のタイプや疾患の特徴、心の状態やご家庭、ご職業など皮膚のトラブルの背景となっている要因も考えて、一人一人の患者さんに応じて、一期一会の精神で最適な治療を提案しています。一般的な西洋医学の治療で改善する場合はそれで十分ですが、「この方にはもう少しプラスアルファが必要だな」と感じた場合には、漢方やサプリメントを併用することもあります。こうしたアプローチで、より良い結果が得られる可能性を常に考えています。
実は、以前はサプリメントに対して懐疑的だったのですが、犬房先生が開発したTwendee Xがきっかけで考え方が大きく変わりました。それ以前はサプリメントはほとんど扱っていなかったのですが、犬房先生から文献をいただき、勉強したことが、取扱いを始めた大きな理由です。
例えばポリフェノールやビタミンCなど、抗酸化に良いと言われる成分がたくさんありますよね。でも、それらが体に入ればそれで良いというものではなく、きちんと体に吸収されるように配合されていることが重要だということを学びました。単に成分を摂取するだけではなく、吸収されることまで考えられている点でTwendee Xは素晴らしいものだと感じたのです。
—抗酸化サプリメントを貴院で取り扱われたきっかけは何ですか。
渡辺先生:もともとは、私がお世話になっている方がコロナの後遺症で悩まれていたのがきっかけです。その方を何とか助けたいと思い、ネットで情報を探しているうちに、犬房先生の書かれた記事にたどり着きました。記事に記載されていたメールアドレスに連絡をし、サプリメントについて問い合わせたところ、先生から資料や論文をたくさん送っていただきました。その内容を拝見して、これは素晴らしいものだと確信し、患者さんにもぜひ紹介したいと思うようになりました。
—どのような患者様に薦められていますか。
渡辺先生:主に体調不良が皮膚に現れるような患者さんに、抗酸化サプリメントをお薦めしています。特に免疫力の低下が原因で発症する帯状疱疹の患者さんに薦めることもあります。この疾患は、近年、治療薬がかなり進歩し、以前は入院や点滴が必要だった重症の患者さんも、現在は内服薬で改善できるケースがほとんどです。ただ、コロナ以降、免疫力が著しく低下した患者さんが増えたため、ひどい帯状疱疹の方が目立つようになりました。高齢の患者さんが多いのも特徴です。
サプリメントを患者さんに薦める際には、酸化ストレスを紹介することが多いです。ただ、「酸化ストレス」という言葉は少し難しいため、視覚的に分かりやすい漫画をお渡しすることもあります。また酸化ストレスがさまざまな病気の原因になる可能性を説明すると、患者さんにも納得していただきやすいと感じています。
また、信頼して通ってくださっている患者さんには、シンプルに「これを試してみたらどうでしょう?」とお伝えすることもあります。こういった一言で試してくださる方もいらっしゃいます。
患者さんからは、「疲れにくくなった」「元気になった」といったポジティブな感想をいただくことが多いです。たとえば、ある70代の患者さんは「とにかく元気でいられる」とおっしゃっていて、継続してサプリメントを飲み続けてくださっています。
渡辺皮膚科・形成外科クリニックでは、地域医療に根ざした診療を続けながら、西洋医学にプラスアルファの視点を取り入れた治療に挑戦されています。抗酸化サプリメントは、皮膚に現れる不調を抱える患者様のケアの新たな可能性のひとつとして受け入れられています。
渡辺皮膚科・形成外科クリニック
〒386-0031 長野県上田市小牧374-3
http://www.watanabe-hifu-keisei.jp