【医師監修】コロナ感染後に認知症が急増?イングランドNHSの警告と科学的エビデンス

2025年12月5日


こんにちは。「抗酸化チャンネル」研究員です。

今回は、抗酸化研究の第一人者である犬房春彦先生が、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナ)と認知症の関連性、特に接種後の認知症増加に関するイングランド国民保健サービス(NHS)の警告と、科学的エビデンスに基づいた論文についての解説をお届けします。

認知症が爆増?イングランドNHSからの衝撃的な警告

犬房春彦先生は、イングランドのNHSが2024年12月23日に発表したニュースに注目しています。このニュースでは、認知症と診断される患者数が急増していると警告されており、特にクリスマスなど家族と会う機会に、認知症の兆候に注意を払うよう呼びかけられています。

イングランドでは、2024年11月の統計で約50万人が認知症と診断されており、これは1年間で約2万人近く増加していることを示しています。パンデミック発生以来、この診断率は過去最高を記録しており、高所得国の平均を大きく上回る高い数値です。

コロナが「浦島太郎の玉手箱ウイルス」?

犬房先生は、以前から日本医科大学の教授が「コロナウイルスに感染すると、突如年齢が20歳くらい老化する」と警鐘を鳴らしていたことに触れ、コロナウイルスを「浦島太郎の玉手箱ウイルス」と表現しています。これは、コロナウイルスが体内で「酸化ストレス」を大幅に上昇させ、それが免疫の暴走や血栓の形成を引き起こし、全身にさまざまな問題を引き起こすメカニズムを示唆しています。この酸化ストレスの増加は、コロナの接種でも同様に起こることが明らかになっています。

接種とアルツハイマー病発症の関連性を示す韓国の論文

さらに犬房先生は、権威ある医学雑誌「QJM: An International Journal of Medicine」の2024年10月号に掲載された韓国の研究論文を紹介しています。この論文は「接種とアルツハイマー病(AD)発症の関連性」と題され、韓国ソウル市在住の65歳以上の約55万8千人という大規模なデータを分析したものです。

この研究の結果、特にmRNAの接種を受けた人において、軽度認知障害およびアルツハイマー病の発症率が増加していることが判明しました。具体的には、アルツハイマー病の発症リスクが1.2倍、軽度認知障害ではなんと2.4倍も高まるという、非常に高い数値が示されています。軽度認知障害はアルツハイマー病の前段階、いわば「予備軍」であるため、これが大幅に増加している現状は、将来的に深刻な問題が起こる可能性を示唆しています。

コロナ感染による脳の萎縮と認知機能の低下

英国バイオバンクの研究でも、コロナ感染が脳に与える影響が明らかになっています。この研究では、コロナに感染した人とそうでない人の脳スキャン画像を比較した結果、コロナに感染した人の方が脳の萎縮率が有意に高かったことが示されています。また、数字やアルファベットの認知機能も著しく悪化しており、コロナ感染によって認知障害が引き起こされる可能性が指摘されています。

これらの研究から、軽症のコロナ感染であっても脳萎縮や認知機能の低下が起こり、その原因は脳神経の炎症であると考えられています。

認知症予防の鍵は「酸化ストレス」の軽減

犬房先生が開発した抗酸化サプリメントを用いた研究では、認知機能の改善が認められ、日本認知症予防学会では最も効果のある認知症予防策のひとつとして評価されています。

認知症を予防するためには、何よりも「酸化ストレス」を下げることが重要です。具体的には、以下のような生活習慣の改善が挙げられます。

 酸化を促すイベントを避ける: 接種、喫煙や過度な飲酒など、酸化ストレスを上げる要因を避けることが大切です。

 食生活の改善: 糖尿病や肥満がある方は糖質制限を行うなど、バランスの取れた食生活を心がけましょう。

 質の良い睡眠: 十分な睡眠を取り、精神的なストレスを軽減することも、酸化ストレスを下げる上で効果的です。

 環境要因への配慮: 電磁波、紫外線、放射線など、酸化ストレスを上げる可能性のある環境要因を避けることも意識しましょう。

 エビデンスのある食品やサプリメントの活用: 科学的根拠に基づいた抗酸化サプリメントの摂取も有効です。

まとめ

今回の解説で、コロナ感染症やその接種が認知症リスクを高める可能性、そしてその背景には酸化ストレスが深く関わっていることがお分かりいただけたかと思います。日々の生活の中で酸化ストレスを減らす工夫をし、健康寿命を延ばしていくことが大切です。


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本記事は、犬房春彦先生のYouTube動画の内容を基に、AIによる要約・編集を行い、読者の皆様の理解を深めることを目的として作成されています。内容には正確を期しておりますが、必ずしも医学的な完全性を保証するものではありません。医薬品や治療の使用にあたっては、必ず医師その他の専門家の指示に従ってください。


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