「抗酸化研究」の展望・期待
2018.05.22
今後の人間のあらゆる病気に対して“予防医学”と“治療医学”についての2つの考え方があります。これを抗酸化研究の展望と期待と合わせてご紹介します。
酸化ストレスが関連する病気
酸化ストレスが関連する病気は、現在150種類以上あります。
150種類もあると、世の中のほとんどの病気が入ります。
がん・高血圧・動脈硬化・認知症・糖尿病・神経変性疾患(パーキンソン・ALS)、全てのアレルギー疾患、さらに炎症性疾患が、酸化ストレスに関連している病気として当てはまります。
予防医学について
健康な人でも年を取ってくると、だんだん酸化ストレスは上がってきます。
年を取るに従って、酸化ストレスが関連する病気が150種類もあると、その中のどれかにかかるリスクが上がってくるのです。
逆に、酸化ストレスを下げることで、酸化ストレスが関連する病気にかかるリスクは下がります。そのため、抗酸化研究によって150種類もの病気の予防を目指せます。これが予防という考え方です。
治療医学について
すでに疾患がある人に対してです。
例えば、花粉症の患者さんに「Twendee X」(トゥエンディ エックス)を飲んでもらうと、
4週間で80%の患者に効きます。これはアイズという第三者の機関に頼んでデータを出してもらっています。花粉症が軽くなったり症状が出なくなったりするのです。
これに関しては、京都府立の教授が論文を出してくれる予定です。
他にも、喘息患者さんのモニターをやっています。
※一部データ例
「Twendee X」(トゥエンディ エックス)を4ヵ月飲んでもらっていますが、
今、2ヵ月分の飲んでもらった結果のデータがきました。四分の一は、発作が出なくなります。発作が出る回数がものすごく減るのです。有効率は91%です。
これはもう目に見えるものです。
あとは、肝臓疾患です。
肝機能のどんなタイプでも肝炎・肝硬変はものすごく酸化ストレスが上がっている状態です。例えばガンマGDPが100、200ある人も1・2か月で正常化になります。
これは数値で見えてきます。
このような様々なデータをとっている最中なのです。
今後の展望と期待について
今、抗酸化研究が世の中にある150種類もの病気に対して予防と治療の両面で効果があるという、エビデンスを示している過程です。
人間が年を取るにしたがって、酸化ストレスが増えていくというのが現実です、
この酸化ストレスを減らすことができれば、当然のことながら老化はもちろん、様々な病気の予防・治療に効果あるということを、今後の研究で実践し、実証していきます。