「酒焼け(さかやけ)」という言葉を聞いたことはありませんか?
酒焼けというのは、一般的に顔の皮膚が赤く焼けているような状態を「酒焼け」と呼んでいるようです。この「酒焼け」はお酒を大量に飲む人に出る症状だと言われています。
この酒焼けはアセトアルデヒドの副作用として考えていただいたらいいんですが、元々、顔の皮膚というのはお日さまに当たりますよね?
お日さまに当たった箇所では、紫外線によって酸化ストレスが生まれます。こちらは以前の記事、日焼けと酸化ストレスの関係を説明した記事(https://antioxidantres.jp/column040/)にもあります。
また、お日さまの紫外線によって皮膚が酸化ストレスにさらされているところに、更にアルコールを飲んで、アルコールの代謝過程でできるアセトアルデヒドの影響で身体の中で酸化ストレスが増えていっている状態だと、お日さまに当たった皮膚のダメージは余計に大きくなってしまうのです。
酒飲みは赤ら顔だということになりますが、そうなる理由としては、太陽光線で起こる日焼け、プラスアルファ、お酒を飲んでそのアルコールの代謝過程でできるアセトアルデヒドの影響だという風に、考えていただいたらいいいと思います。
酸化ストレスが身体をサビさせるというのはみなさんもうお分かりかと思います。
別記事:「酸化ストレス」とはどんなものか?(https://antioxidantres.jp/column009/)
日焼けで生じる酸化ストレスと、アセトアルデヒドの酸化ストレスがダブルでダメージを与えてしまうということを覚えておいていただいて、そうならないように、お酒の飲みすぎ、深酒には注意しましょう。