近畿大学教授を辞めて基礎研究を始めた理由

2020.08.31

 

犬房先生の質問1分回答

 

 

 

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私はがんの研究を1984年から始めました。医学部を卒業したのは1982年です。そしてがんの研究をずっとしていてがんの研究を通じて多くの人の健康に寄与できる研究というものを考えていました。

 

しかし現役の医学部の教授の時代には思うような研究ができなかったり、それから大学の方の研究体制というものが十分ではなかったのです。そして非常に大きなテーマである酸化ストレスの研究につながることを研究しようというふうに決めて大学教授をそのまま定年まで続けるよりも残りの人生を自分がやりたいと思っている研究で多くの人に寄与できるものをしようと決めたのです。周りからは大分反対されました