PCR検査、抗原検査、抗体検査の違い

2020.08.31

 

犬房先生の質問1分回答

 


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PCR検査と抗原検査というのはウイルスがいるかどうかの測定方法なのです。そしてPCR検査の優れているところは、例えば検査、喉とか鼻とかから採取した検体や唾液とかの検体に6個以上のウイルスがあれば検出することができます。

 

そして抗原検査、こちらは非常に簡便で早い時間に結果が出るものなんですが、これはある程度ウイルスの量がないと出にくいということがあります。

 

ですからどちらも一長一短なのですが、ウイルスがそこにあるのかどうか、いるのかどうかというのを調べる検査がPCR検査と抗原検査と思ってください。

 

そしてウイルスが感染をすると人間の方は何とか防御しようということで抗体を作ります。そして今ちょうどウイルスと闘っているよというのがIGM抗体です。これがあるということは身体の中にウイルスがいて闘っている途中ですよというサインです。そしてIGG抗体がありますが、IGG抗体はウイルスと闘っていわゆる自分の免疫ができた時というのに出てくる物です。

 

ですから抗体検査をしてIGMが陽性だとこれはウイルスが身体の中にまだいる状態、そしてIGMが出なくってIGG抗体が出た場合には以前に感染していて今は抗体を持っています、つまり免疫力を持っていますというサインです。

 

これが三者の違いです。