酸化ストレスの元、活性酸素種(ROS)を増やす因子は何か?

2018.04.19

 

酸化ストレスの元になる活性酸素種(ROS)を増やす因子は身の回りにたくさんあります。

例えば、紫外線・喫煙・大量のアルコール・電磁波・放射線・環境ホルモン・殺虫剤・農薬・ストレス・過度な筋肉労働・車の排気ガスなど、少し挙げただけでもこれだけあります。

 

 

 

そもそも活性酸素は私達が呼吸によって体内に取り込んだ酸素の一部からできます。活性酸素は反応性が高い物質です。反応性が高いとは何かの刺激によって別の物質になったり、影響を受けやすい状態のことをいいます。

 

 

その反応性の高い活性酸素は、細菌やウイルスなどの異物から体を防衛する武器としてとても有効なのですがその一方で、健康な細胞を傷つけるという副作用も持っています。ちょうど金属にサビが出た状態と同じ現象が体の中で起きるのです。

 

体の中の細胞が活性酸素によって傷つけられると、その部分は正常な生体反応を維持しにくくなります。こうなってしまうことを「体がサビる」と言います。これが各所の臓器で起きると、糖尿病や高脂血症、肝臓の機能の低下などなど、さまざまな機能不全や病気を引き起こすと考えられています。

 

生活習慣病の多くは、この「体のサビ」が原因と考えられており、今や150種類以上の疾患が活性酸素による酸化、つまり体のサビつきと関係しているのではないかと言われています。

 

健康長寿のためには、体のサビ、酸化の元になる活性酸素を発生させる外的な因子を取り除くことができればいいのですが、この因子は私達の生活に密接に関係したものばかりですから、すべての因子を排除することはとても不可能です。

 

しかし、生活習慣を改善して「なるべく因子から遠ざかる」ことは可能です。と同時に余計な活性酸素が生成されてしまったのであればその活性を弱める、そもそも無駄に発生する活性酸素種の量を減らすということは無理なことではありません。

 

それが実現できれば、生活習慣病の予防や老化のスピードを遅らせることにもつながるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

関連動画

動画一覧へ