中国・武漢で新型コロナウイルス患者に行われている最新の治療方法
2020.03.31
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私は体がサビる、酸化ストレスの研究者で岐阜大学とルイパスツール医学研究センターに所属しています。
私は新型コロナウイルス感染が始まる前の2019年11月19日に武漢(Wuhan)の武漢大学に参りました。
私の共同研究者であり、フランス学士院会員でレジオン・ドヌール勲章を受賞されたChristian Amatore博士から、Wuhan大学教授であり中国では酸化ストレスの大家と呼ばれるWei Hua教授を紹介されまして、酸化ストレスの共同研究について相談しました。
私は先日、新型コロナウイルス感染が酸化ストレスと関係があり、酸化ストレスが高い高齢者が感染し、基礎疾患があって酸化ストレスがもっとも高い方が重症化して死亡していることを指摘しました。
Wei Hua 教授から数日前メールが参りまして、私のビデオをみて、酸化ストレスとウイルス感染に私の意見に全く同感であり、関心のある方に拡散すると書いてあります。
ウイルスとヒトの免疫が戦うことで、大量の酸化ストレス物質が作られ、酸化ストレスが患者の重症の原因となっている、と書いてあります。この意見は私の以前のビデオと同じ意見の理論です。
メールには武漢で感染患者にどのような治療が行われているのか記載されていたので紹介しましょう。武漢の病院や医師は酸化ストレスを下げるために患者に抗酸化剤の投与を今はじめた、と書いてあります。
武漢大学医学部のある教授は抗炎症薬と抗酸化剤を併用する治療戦略をたて、病院で患者に試したところ良い結果だった、と書いてあります。 すなわち酸化ストレスを下げる治療法がすでに中国、武漢の病院では開始されています。
私が開発したTwendee Xは
上昇した酸化ストレスを低下させ、
免疫細胞のー種類であるナチュラルキラー細胞活性を倍に引き上げる効果が明らかになっています。つまり、ヒトの免疫をあげるというエビデンスがあるということです。
酸化ストレスを下げる事で、ウイルス免疫を上昇させるウイルス感染治療がすでに武漢で始まっています。抗酸化剤投与の治療効果があると中国で確認されていますので、感染の可能性が高い方や予防をしっかりしたい方にはエビデンスのある抗酸化剤を飲むことをお勧めします。
※当動画・テキストで公開している内容は、岐阜大学 抗酸化研究部門 特任教授 犬房春彦の個人の見解であり、所属する組織の公式見解ではありません。