見た目年齢と酸化ストレスの関係 見た目が若いと酸化ストレスも低い?

2019.07.30

 

今回は、アンチエイジングと見た目年齢についてお話します。実年齢よりも若く見られる方がいらっしゃいますが、このように見た目の年齢が若い人は身体の酸化ストレスも低いのでしょうか?

 

 

 

 

 

紫外線による見た目年齢の老化

 

まず、面白い例があります。

 

アメリカのタクシードライバーさんは、左ハンドルなためいつも日が左側から当たっています。その人の顔は、太陽が当たっている方の顔はシワシワの老人のようですが、太陽の当たらない右側はシワもなくツルンとした画像が海外のサイトに出ていました。

 

なぜ顔の半分だけが老化してしまったように見えるのか?これは酸化ストレスが原因です。

つまり、太陽の光、紫外線が当たることで皮膚に存在する水の成分を分解し、過酸化水素ができます。過酸化水素は身体を錆びさせる酸化ストレスの原因です。酸化ストレスが上がった箇所には炎症が起き、その部分に日焼けが起こるのです。

 

このためタクシードライバーの方は、皮膚の半分は、酸化ストレスが上がっている状態、逆側はそうでもない状態と言えるでしょう。

 

外でお仕事をしている人というのは紫外線によって酸化ストレスが上がることによって皮膚に炎症、つまり日焼けが起こり、シワやシミができやすくなります。

シワやシミが多いと見た目年齢はどうしても実年齢よりも上に見られます。

 

乾燥肌の原因

 

紫外線により皮膚の酸化ストレスが上がることは皮膚が乾燥した状態になる「乾燥肌」にもつながります。

乾燥肌というのは色々な理由で起こりますが皮膚の表面の酸化ストレスが高い状態ですと、炎症が起こるので乾燥しやすくなります。

 

特に腕や手顔や首などの服を着ていても身体の外に出ている部分が乾燥する場合は太陽光線にあたっている場所に酸化ストレスができて皮膚がガサガサになってしまうのです。

 

 

乾燥肌で肌がガサガサだと、見た目年齢も上に見られますし、乾燥肌の状態はシワもできやすくなります。

 

アルコール中毒は老ける?

 

また、アルコール中毒の方がいますが、アルコール中毒というのは大量のアルコ―ルを長期間飲み続けている状態です。そうすると50歳なのに70歳くらいじゃないかな?というように老けた顔の方もいます。

 

それはどういうことかというと、飲んだアルコールは肝臓でアセトアルデヒドに分解されます。長期間大量のアルコールを飲んでいるとアセトアルデヒドにさらされ続けます。アセトアルデヒドは酸化ストレスの原因で非常に身体をサビさせる毒物ですので、全身がサビている状態になってしまうのです。

 

白髪について

 

シワやシミだけでなく、白髪も見た目年齢を左右するものです。

実は、髪の毛について最近新しい学説がでてきました。

人間の髪の毛というのは、身体の老廃物や毒物を出していくシステムだと、おっしゃっている方もいます。その観点からいうと黒い髪が伸びていくというのは、身体の中の毒物が代謝できているということになります。

 

本来、黒くなるはずの髪が白髪になるということは、血液の流れが毛根部分で止まってしまっているということです。そうすると老廃物が身体の外に出せなくなってしまいます。

 

血液というのは非常に重要です。毛細血管の流れがつぶれてきたりして血液の流れが止まってしまうのですが、その原因はやはり酸化ストレスなのです。酸化ストレスがあると小さな血管から動脈硬化が進んでいきます。

 

極端な例ですが日本人の多くは10代くらいの方の髪の毛は真っ黒です。しかし70歳代くらいになると白髪が多くなったり髪の毛が抜けているという方が増えてきます。これはやはり歳をとって酸化ストレスが上がってしまうからです。

 

抗酸化配合剤を飲んで、白髪が減るという方がいますが血流がまた再開してきて若い状態に戻っていると考えられます。

 

ちなみに20代、30代で急激に白髪が増える人がいます。これは何か非常に大きな恐怖を感じた時に一晩で髪の毛が白くなるということが、数は少ないですが実際にあります。

同じように恐怖や心理的なストレスによって酸化ストレスが上がり血流が悪くなり白髪が急激に増えるのではないか?と考えられています。

 

最後に

 

今回の例に挙げたように、見た目が若い人というのは身体のサビが少ないと言ってもいいと思います。ですから身体の健康同様に見た目というのも非常に大事で抗加齢医学会でも見た目のアンチエイジングセミナーというのをやっているくらいです。

 

見た目年齢を下げるには、日焼けを避けるために日焼け止めクリームを常に塗るようにしたり、乾燥肌をケアするため、ビタミンEが入っているクリームを塗ることは酸化ストレスを抑える効果が高いです。またきちんとエビデンスがあるサプリメントなどを内服することで酸化ストレスを下げてやることが大切になります。

 

 

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