新型コロナウイルス感染症ー免疫と抗酸化治療

2020.04.13

 

 

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ウイルスと細菌の違いですが、サイズが全く違うのです。細菌というのは細胞壁というのが非常に厚くてでかいのです。そして抗生物質というのはこの細胞の壁のタンパク質をターゲットにしていてこれを壊して細菌をやっつけるというのが抗生物質です。

 

ウイルスは非常に小さくて、膜の構造が全く細菌と違うのです。ですから抗生物質のような薬と言うのがウイルスには全く効かないということなので、感染症という仲間には入っているんですが、細菌とウイルスというのはもう全く違うものだということを認識してください。

 

免疫というものは身体の中に元々備わっていて異物が入ってきた時に、それを排除するというかやっつける機能と考えてください。

 

そして数値化できる免疫機能もあります。例えばがん免疫に使われる我々の細胞としてはNKナチュラルキラー活性細胞というものがありますが、NK細胞は測定ができます。

 

ただしウイルスの免疫というのは、直接ウイルスを攻撃してくれるインターフェロンがどの程度出す能力があるのか、ということを測定する必要があるのですが、これは非常に技術的には難しくて簡単にはできません。ただし免疫細胞がそれを作りますので、基本的にそのNK活性が上がるとか免疫が上がるという治療法はウイルスに対しても有効ではないかと考えています。

 

他の治療というのは抗ウイルス薬であったり消炎剤であったり人工呼吸器というような治療だと思いますが、抗酸化治療というのはこれらと全く異なるコンセプトで行います。

 

そして私が開発したTwendee Xで言いますと副作用はゼロです。ですからそういった一般治療と併用することで不具合は全く起きないと考えています。

 

基本的に酸化ストレスというものは全ての疾患で上がっていきます。特徴的なのは例えば高血圧・動脈硬化・糖尿病・認知症・炎症性疾患全て、アレルギー疾患全て、たくさんあって150種類以上にあるんですけれども現在飲んでいただいている方々は主に認知症の予防であったり、アレルギーの症状を抑えたりというような方々がほとんどでございます。

 

またごく一部、糖尿病の副作用で末梢神経の炎症があって、手の痺れとかですね、こういう症状とかを抑えるために使っておられる方もいますし、膵炎の症状悪化を抑えるために使っておられる方もおられます。

                                                                                                   ※当動画・テキストで公開している内容は、岐阜大学 抗酸化研究部門 特任教授 犬房春彦の個人の見解であり、所属する組織の公式見解ではありません